1867。この数字が何かわかるかな。
2017年9月21日から、2022年11月1日までの日数です。
2017年9月21日、何があったかわかるかな。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のキャストが発表された日です。
あれからずいぶんと遠くまで来た気がします。
ただ、分岐点はあまりにも突然やってきました。
優木せつ菜・中川菜々役 楠木ともりの降板。
ここで言葉を濁す書き方をしても良かったと思うけど、もう避けられない事実だから直球で書きます。
ラブライブ!というコンテンツにハマって約10年、楠木ともりという人間に魅了されてちょうど5年、ある意味分岐点なのかもしれない。
情報が発表されて4時間が経過して、色々なオタクの声が流れてくる。
ただひたすら悲しみに打ちひしがれてるオタク、何とか事実を飲み込み、彼女を思いやったツイートやリプライをするオタク、まだ現実を受け止めきれてないオタクに、壊れたオタク。
自分はまだ、受け止めきれてない。
悲しいとかより、まだ全然受け入れきれてない。
デカすぎる、情報が。
いつから決まってたのかな。5thライブの頃にはもう決まってたかもしれない。
ダブルアンコールでFuture Paradeを歌ってた時に、一人ずつ全員と抱き合っていたのも、あの場において彼女たちだけはこれが最後だと理解していたのかもしれない。
これ以上は憶測の域を出ないのでやめておきます。
多分、自分は4月から今のように虹は追わなくなると思う。
楠木ともりの後任が誰になろうと、その後任を周りのオタクがどれだけ絶賛しようとも。
前にも書いたように、自分にとっての虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は楠木ともりと優木せつ菜がいてこそだったから。
発表から時間が経つにつれて「後任が誰であろうと応援してあげよう」みたいなツイートをよく見かけるようになってきた。
俺はその風潮には乗れない。
薄情かもしれない。このブログは"その手のオタク"からは苛烈に非難されるかもしれない。この決断をしたともりるの事を考えられないのか。なぜこんなブログを公開するのか。後任の人にこの言葉を向けられるのか。
このブログがもしもバズってしまった時に俺に向けられる非難なんて、容易に想像出来る。
ラブライブのオタクならこういう時に「原理主義者だ」なんて言葉も飛んでくるかもしれない。
それでも、例え俺以外の全てのオタクが次の虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に乗り込んだとしても俺はそこにいない。
ステージ狭しとパフォーマンスをし、良い時も悪い時もMCで自らの考えをハッキリ言い続けてきた楠木ともりと、自分の「大好き」にまっすぐ向き合い、熱い熱い炎のようなパフォーマンスを見せてくれる優木せつ菜を追いかけてきた人間が、楠木ともりがいない中でも虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を追うのは全てに失礼な気がする。
「俺は時代の残党だ 新時代に俺の乗り込む船はねぇ」
とある漫画に、こんなセリフがある。
まさに今の自分にピッタリだと思う。
このままだといつか、「時代の残党」になる日が来る。
自分はいつまでも過去を擦り続けるだけの老害にはなりたくない。
μ'sのFinalの後、たくさん嫌なものを見た。
恐らく、キャストが変わった後にも少数ながら似たような話題が出てくるんだと思う。
今自分の手で幕を引けば、自分が誰かを傷つけずに済む。
こんなに嬉しいことはない。
だから3月31日で区切りを付けることにします。
ありがとう。ラブライブ!。
ありがとう。虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会。
ありがとう。優木せつ菜。
そして最後に、楠木ともりさんへ。
恐らく、身体の不調は相当前からあったのでしょう。
正直、最初に身体の話を聞くまでは全くそんな事は感じませんでした。
全力を出せない、出せても後にダメージが来るような中でも、ステージには一つの悔いも残さないよう常に尽くし、夢を与えてくださってありがとうございました。
貴方と虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を追っている時間は、間違いなく人生でトップクラスに幸せな時間でした。
正直、今はもう貴方が歌って踊るステージを見られる機会が限られている事がつらいです。
ただ、「つらい出来事だって また前を向ける」と信じて、これからも応援し続けます。
どこへ向かおうとも、いつまでも貴方は自分にとって同世代の星であり、最高のアーティストです。
どんな形でもいいので、またとびきりの笑顔を見せてください。
待ってます。
ゆーみん @sansation613